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感覚過敏の僕が感じる世界

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ISBN:978-4-534-05937-6/判型:四六判/製本:並製/頁数:224/著者名:加藤路瑛(じえい)

この世は刺激が多すぎる。でも、あきらめない。

◆日本でも多くの人が悩んでいる感覚過敏

□服は「痛い」
□食べ物のにおいは「苦痛」
□街はうるさすぎて「耐えられない」
□白も黒も、まぶしい・暗いも「強すぎる」

こういった感覚の過敏さは、「わがまま」や「神経質」と見過ごされがち。けれど、これらは感覚過敏と呼ばれる症状です。

感覚過敏の人の感じ方について自身も幼い頃より感覚過敏に悩む16歳の現役高校生で、感覚過敏の困りごとを解決する会社やコミュニティを運営する著者が、丁寧に伝えます。

◆「感覚過敏」の人の感じ方がリアルにわかる

感覚過敏とは「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」が過敏すぎる症状。

そのせいで「給食が食べられない」や「教室にいられない」「陽射しがつらい」「通勤できない」、最近では「マスクができない」など、日常生活に支障が出る場合も。

また、幼いころに発症することも多いため、本人がそのつらさを説明するのが難しい場合もあります。

そこで本書は、子どものときのことも覚えていて、大人と同じ視点で語れる著者が、「感覚過敏に気づくまで」と「感覚過敏に気づいてから現在まで」を思い出しながら、何に困っていたか、どう改善したか、試行錯誤しているか、なども語ります。

同じ出来事に対する著者のお母さんの解釈や考え、専門家(小川修史先生/兵庫教育大学准教授)のアドバイスも掲載。

「感覚過敏に悩んでいる人」にも「感覚過敏に悩む人を支えたい人」にも役立つ情報が満載です。 

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