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21世紀世界史講義 恐慌・パンデミック・戦争
¥2,200
ISBN:978-4-534-06131-7/判型:四六判/製本:並製/頁数:392/著者:的場昭弘 島田雅彦氏絶賛! 「19世紀から連動する世界史の表と裏が透けて見える必読の教科書完結版」 ●19世紀、20世紀に続く、マルクス研究の第一人者による現代世界史講義。何が歴史を動かし、過去と現在がどのような連関を持つのかがわかる ●東西冷戦崩壊からリーマン恐慌、コロナパンデミック、そしてウクライナ・中東の戦争に至るロジックをつかめる ●主流派歴史学、地政学、歴史決定論を超えて、マスメディアが伝えない現代史のリアルを描く マルクス研究の第一人者・的場昭弘によるソ連崩壊からリーマンショック、コロナパンデミック、ウクライナ・ガザ戦争へと到るグローバリズム破綻の21世紀現代史。 19世紀に誕生した世界史は、20世紀に西欧型資本主義の支配によって確立したかに見えた。しかし、それは西欧自らが生み出したグローバリズムの必然によって崩壊へと到る――。 補遺「世界史の危機としてのウクライナ・ガザ戦争」で現在の危機を詳述。
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資本主義がわかる「20世紀」世界史講義
¥1,980
ISBN:978-4-534-06040-2/判型:四六判/製本:並製/頁数:328/著者:的場昭弘 ●マルクス研究の第一人者・的場昭弘が、歴史学・社会科学を超えて「資本主義の世紀=20世紀」を読み解く、『「19世紀」でわかる世界史講義』の続篇。 ●内外の哲学・文学・宗教・民族・言語・芸術・モードまで、《知の全体史》を踏まえて構想した20世紀全史。 ●戦争、革命、冷戦、グローバリズムの20世紀の大きな流れを、「資本主義とは何か?」という視点でつかむ画期的な本。資本主義のことがわかると同時に、21世紀を見通す視座が得られる歴史哲学。
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読んだらきっと推したくなる! がんばった15人の徳川将軍
¥1,595
ISBN:978-4-534-06005-1/判型:四六判/製本:並製/頁数:384/著者:房野史典 ●260年以上続いた江戸時代が面白おかしくスルスル読める! 15人の徳川将軍が生きた時代が楽しく学べる! 日本史が苦手な人でも、日本史を勉強し始めたばかりの人でもよくわかる! 無類の歴史好き芸人である著者が、史実にもとづきながらも面白おかしく、時にツッコミながら、楽しく江戸時代の歴史を解説! スルスル読めて、いつの間にか江戸時代の歴史が大好きになる本です! ●人間味あふれる、振り回し振り回されながら懸命に生きた将軍たち! ・初代家康:スーパーピンチを家臣と乗り越え、時代を切り開いたパイオニア ・2代秀忠:仕事きっちり! 少しおっちょこちょいな愛されボーイ ・3代家光:病魔と闘いながらも健気にドシドシ政策を進めた ・4代家綱:勤勉で優しい「そうしなさい将軍」 ・5代綱吉:「生類憐みの令」が悪名高いのは間違い⁉ ・6代家宣:「庶民思い+家臣の登用上手」な理想の上司 ・7代家継:子どもが将軍になった時代に大奥ではスキャンダルが勃発⁉ ・8代吉宗:気づかい将軍から暴れん坊将軍へ⁉ ・9代家重:2枚の肖像画のギャップがすごい! 周りの偏見と闘った…… ・10代家治:剣術、槍術、馬術、鉄砲、書画……なんでもできちゃう器用な人 ・11代家斉:みんなを楽しませる天才! 明るくハッピーなド派手担当! ・12代家慶:才能があるのに、とことん出る幕なしの“そうせぇ公” ・13代家定:激動の幕末に料理に没頭していた⁉ ・14代家茂:幕末のミッションに翻弄されながら純愛を貫く ・15代慶喜:相反するジレンマに悩み、嫌われながらも懸命に生きた……
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ビジュアルでわかる 江戸・東京の地理と歴史
¥1,980
ISBN:978-4-534-05961-1/判型:A5判/製本:並製/頁数:232/著者:鈴木理生・鈴木浩三 ●家康以前の「江戸」から近現代の「東京」まで! かつて台地と湿地だった江戸は、埋め立てられて「町」になり、激動の明治・大正・昭和時代を経て「都市」に変化してきました。 ・天下普請で形成された江戸の成り立ち ・ずっと都心であり続ける「江戸前島」とは、どこのこと? ・江戸の範囲はどこまでか ・大名屋敷だらけだった江戸の名残 ・苦労して整備された江戸・東京の上水道 ・金座、銀座、銭座はどこにあった? ・東京が23区制になるまでの大変遷 ・川の町だった東京から川が消えたわけ ・東京スカイツリーの場所には何があった? などなど、都市の変遷の過程をビジュアルでわかりやすく解説。 ●教養として知っておきたい「東京」 家康以来420年かけて構築されてきた歴史と地理を知ると、道にも、川にも、坂にも江戸時代、明治時代の名残があることがわかります。 なにげなく見ている東京の風景が一味違って見えてくる、日本人なら知っておきたい江戸と東京のトピック満載の一冊です。
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「19世紀」でわかる世界史講義
¥2,200
ISBN:978-4-534-05932-1/判型:四六判/製本:並製/頁数:536/著者名:的場昭弘 ●近代国家と資本主義が「世界史」を生んだ “本書は、世界史を扱う書物です。しかし、これまでの世界史の書物と決定的な違いがあります。それは、本書では「世界史」という概念自体を批判し、「世界史」という概念で見えてこないものを見ようとしているからです。”(本書「はじめに」より) ◇私たちが知る「世界史」とは、資本主義と近代国家を生み出した西欧人が自らを中心に構築した、ひとつの世界観にすぎません。 ◇利潤を追求する資本主義は、常に外部に市場を必要とします。近代国家が世界市場をこじ開けた19世紀、西欧人にとっての「世界史」という概念が生まれ、アジア人やアフリカ人はある意味でその“支配”を受けてきたといえます。 ◇本書は、一般向け書籍にまで浸透している西欧的な「世界史」概念を疑い、「教養としての世界史」を相対化する試みです。 ・日本人は「西欧人から見た世界史」しか知らない ・西欧支配の時代はこの200年に過ぎない ・近代化のため自らの文化を捨てた「ロシアと日本の類似」 ・資本主義の限界が世界に災厄をもたらす ・侵略、内戦、民族対立──国民国家はなぜかくも不安定なのか…… ●マルクス研究の第一人者による“反”世界史講義 「フランス革命から第一次世界大戦終結までの長い一世紀」を、哲学、文学、宗教、民族、芸術、モードまで、“知の全体史”を踏まえて、マルクス研究の第一人者が縦横に語ります。 戦争、格差、貧困、環境……現代の諸問題を読み解くカギは、近代国家と資本主義が生まれた「19世紀」にあり!
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プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡
¥1,980
ISBN:978-4-534-5875-1/判型:46判 /製本:並製 /頁数:448頁/著者名:中川右介 長嶋も江夏も、イチローも大谷も登場しない、 オーナー企業の視点から描く日本プロ野球「経営」全史! プロ野球草創期から21世紀までの球団オーナーの流れは、戦前・戦中・戦後復興を経て、高度成長、バブル膨張・破裂、平成から令和への日本経済のダイナミズムそのもの。それをたどることで、この1世紀弱の日本社会の歴史も見えてきます。 ◆プロ野球85年を「経営」の視点で描く大河的通史 1936年から歩みを始める日本プロ野球の歴史は85年。その間、球団オーナーとなった会社(個人も含む)は55社にものぼります。草創期の鉄道、新聞から、戦後の映画、食品、流通小売、そして21世紀に入ってからのITベンチャーまでの流れは、日本経済の構造変化と産業交代の姿そのものです。 もちろん、各球団のストーリーには、経営史に名を残す名経営者、名物経営者も数多く登場します。草創期から変わらぬ球団がある一方で、1年に満たずに撤退したオーナー企業もあり、撤退しても元気のある会社、倒産する会社、意外なところでつながってくる会社もあります。 日本の会社の栄枯盛衰を描いた経営・ビジネス書としても読みごたえがあります。 とはいえ、本書はプロ野球本です。長嶋の天覧試合ホームラン、江夏の二十一球、甲子園のバックスクリーン三連発といった名シーンは出てきませんが、各球団オーナーの動向を時間軸に沿って追いながら、チームの年度別の観客動員数、順位、にも逐次言及し、世間を揺るがせた「あの事件」(「空白の一日」など)さまざまな事件にも触れます。 ◆「膨大な資料の中から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる」というスタイルで、歌舞伎、音楽、芸能、映画、マンガなどのジャンルで旺盛な執筆を続ける著者のテーマの一つが「プロ野球」です。特に阪神タイガースものは他の追随を許さない人気作ですが、本書では「経営」という切り口でプロ野球史を丸ごと取り上げた超意欲作です。 第1章 野球伝来は鉄道とともに 野球と鉄道――平岡凞/ベースボール伝来/学生野球/日米学生野球/阪神電鉄/小林一三/箕面有馬 電気軌道株式会社/東京六大学リーグ など 第2章 新聞の拡販競争に使われた野球 読売新聞社/読売新聞のライバル、朝日、毎日と野球/野球害毒論争/押川春浪の反撃/「甲子園」の始まり 第3章 先駆者たち――短命の三球団 初のプロ球団「日本運動協会」/天勝野球団/初のプロ球団同士の対決/宝塚運動協会など 第4章 最初の七球団 読売新聞の危機/正力松太郎登場/大リーグ来日/大日本東京野球倶楽部/阪神電鉄の模索/日本野球協会/大阪野球倶楽部/大阪タイガース/東京セネタース/西武鉄道/新愛知新聞と國民新聞/名古屋軍/大東京軍/名古屋金鯱軍/日本職業野球連盟結成 など 第5章 新規、合併、改称の時代 球場を持たない球団/上井草球場/洲崎球場/後楽園球場とイーグルス/西宮球場/博文館・共同印刷/小西得郎/ライオン軍/田村駒治郎/高橋龍太郎とイーグルス/南海軍/合併/相次ぐ身売り/軍に迎合した男/理化学研究所/最後の一年 など 第6章 再出発 敗戦時の六球団/正力・読売抜きでの再出発/藤本定義/関西四球団と巨人軍/奈良のゴールドスター/セネタース復活/産業軍/東西対抗戦/幻の東京カッブス/一九四六年、再出発/セネタース、経営破綻/東急と五島慶太/国民リーグの四球団/赤嶺旋風 など 第7章 映画の時代 野球と映画/大映と永田雅一/日活での出世/松竹の歴史/大映設立/東急と大映の合併/二つの合併球団 第8章 二リーグ分裂、一五球団へ 正力松太郎、読売追放/毎日新聞社/幻の球団/近畿日本鉄道/西日本鉄道/西日本新聞/大洋漁業/広島/史上最大の裏切り/松竹ロビンス/国鉄 第9章 余震 中日ドラゴンズ/西鉄ライオンズ/大洋松竹ロビンス/高橋ユニオンズ/東映フライヤーズ/広島カープの新会社/高橋ユニオンズ、大映スターズに吸収/映画とテレビ 第10章 共産党・陸軍人脈でのリレー 国鉄スワローズの危機/産経新聞社/水野成夫と南喜一/文化放送とニッポン放送/国鉄スワローズからサンケイスワローズへ/毎日新聞の撤退/サンケイアトムズ/広島東洋カープ/ヤクルト本社と永松昇/松園尚巳/南喜一とクロレラ など 第11章 ラッパと妖怪 大映の危機/重光武雄とロッテ/大映倒産/中村長芳/パ・リーグの危機/福岡野球株式会社/太平洋クラブと平和相互銀行/日拓ホームフライヤーズ/一年だけの虹色球団/一リーグ制論再燃/三原脩/大社義規/日本ハムファイターズ誕生/ドラフト効果/福岡球団の苦闘/クラウンライター/横浜スタジアムと国土計画/西武と堤家/西武ライオンズ/空白の一日 など 第12章 広告塔になった球団 ダイエー/ダイエー対西武/福岡とロッテ/ダイエーとロッテ/南海と再開発/阪急ブレーブスのオーナー/オリエント・リース/阪急―三和銀行―オリエント・リース/南海、阪急、そして一〇・一九 第13章 IT長者たち 改名/TBS/プロ野球再編問題/近鉄、オリックスに合併/ライブドア・堀江貴文/一リーグ制/ストライキ/ソフトバンク、ダイエーを買収/楽天/ソフトバンク/TBSのベイスターズ売却/DeNA/ 終 章
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教養として知っておきたい 「宗教」で読み解く世界史
¥1,870
ISBN:978-4-534-05801-0/判型:四六/製本:並製/頁数:352/著者名:宇山卓栄 ◎宗教勢力の覇権の攻防と「地政学」で、世界史がわかる! 本書は「宗教学」の本ではありません! 各宗教勢力が互いにどのように攻防し、侵食し、拡散し、あるいは均衡を保ったか、その戦略・戦史から世界の成り立ちをつかむ、まったく新しい「宗教地政学」の本です。 人に救いを与える宗教には、一方で「他者を自己に従属させる精神侵食のツール」という本質があります。宗教覇権の攻防を読み進むうちに、今日の国際情勢を本質からつかむ視座が得られる1冊です。 なぜインドは多くの宗教の発祥地になったのか。アフリカや中南米諸国にカトリックが多いのはなぜか——。本書は世界を4つの宗教エリアで捉え、各宗教勢力の攻防のドラマを追いながら、現在の世界の国々の関係性や文化的背景、国民性を浮き彫りにしていきます。好評『「民族」で読み解く世界史』『「王室」で読み解く世界史』の姉妹編です。 ◎本書の構成 ■第1部 東アジア—中華秩序の脅威— 中華の膨張、誰が屈し、誰が屈しなかったのか/儒教が覆い隠した属国の哀れ/神道と天皇を中核とした日本文明の独自性/華夷秩序に対抗した「帝国」/受難のチベット仏教、宗教は国家の暴虐に打ち勝てるか/新疆ウイグルは中国と異なる文明圏/中国と異なるもう1つの独立文明圏、雲南/道教が台湾を新天地としたのはなぜか ■第2部 インド・東南アジア—多神教拡散の脅威— なぜ、インドは多くの宗教の発祥地となったのか/タイやミャンマーの統一王朝が求めた宗教原理/ スマトラ・ジャワの仏教覇権、その力の源泉/アンコール・ワット、巨大寺院建設の資金源/中国文明に対抗するインド文明の最前線/ヒンドゥー教とイスラム教の宗教覇権に対抗する小宗教/ムガル帝国のイスラム主義の継承者/イスラム教勢力が狙ったマラッカ海峡の交易利権 ■第3部 ヨーロッパ —宗教改革がもたらした近代国家の誕生— 「我が声はペトロの声なり」、教皇の宗教統治構造/宗教改革という名の醜悪なる利権闘争/巨大化する教団を支える資金/カトリック資金が大航海時代を生んだ/宗教人口の大移動がもたらした社会変動/知られざる北欧の宗教改革/カトリックを国民統合に利用した指導者/正教とは何か、宗教君主としてのロシア皇帝/なぜ、スラヴ圏でありながらカトリックなのか/社会を動かす福音派メガチャーチ ■第4部 中東・中央アジア・アフリカ—商業利権に立脚するイスラム教— カネを払えば許すというイスラム教義/イスラムの野望はヨーロッパへ/十字軍戦争、ジハードの虚/イマームの代理統治を行なうサイイド指導者/イスラム同胞を見捨てる中央アジア諸国/ユダヤ教というルサンチマン/イスラム教とキリスト教の千年戦争の最前線
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「王室」で読み解く世界史
¥1,870
ISBN:978-4-534-05657-3/判型:四六判/製本:並製/頁数:344/著者名:宇山卓栄 ◎「王室」がわかると世界史がわかる! 「王」と「王室」は、国や民族の発展や秩序の源泉となる一方で、崩壊や退廃を招く要因ともなりました。歴史の最大の「当時者」であり、民族や国家がどう行動してきたかを象徴する存在、それが「王」と「王室」です。 本書は、世界各地の国の成り立ちから国民性、現代の複雑な世界情勢まで、現存する27の王室だけでなく、古今の断絶した王室の姿を紐解くことでつかむ、新しい世界史の本です。 なぜイギリス王室は残り、フランス王室は途絶えたのか。なぜ日本の皇室だけが“万世一系”を守れたのか──。史上の王と王室の栄枯盛衰を追いながら、国家や民族の特徴と人類の本質を浮き彫りにしていきます。好評『「民族」で読み解く世界史』の姉妹編です。 ◎本書の構成 ■第1部 世界の王室を理解するために 「王」を理解しない人は無教養で悲惨である/なぜ、日本皇室だけが万世一系なのか ■第2部 ヨーロッパの君主たち 王と皇帝、「似たようなもの」ではない/いまでも残っている王室は誕生の背景から違う/「影の君主」、教皇 ■第3部 イギリス、フランス、オランダ イギリス王室の血統をさかのぼる/なぜイギリス王室は残り、フランス王室は消えたのか/『夜警』の国オランダはいつ王国になったのか ■第4部 スペイン、ベルギー、ドイツなど スペイン王室は太陽王ルイ14世の子孫/イギリスの都合で生まれたベルギー王室/王室の熾烈な生き残り競争、ドイツ・イタリア ■第5部 北ヨーロッパ、東ヨーロッパ 意外な人が王室の祖、北欧王室のルーツ/ロシアに受け継がれる皇帝専制主義のDNA/東欧・南欧、ヨーロッパの複合民族王国 ■第6部 中国 孟子は「君主を変えられる」と言った/なぜ中国は皇室を残さなかったのか ■第7部 朝鮮 日本は朝鮮王朝を断絶させる役回りをさせられた/切っても切れない朝鮮王室と日本の縁 ■第8部 東南アジア、インド・中央アジア 資産保有ランキングの1位・2位は東南アジア王室/ティムール帝国やムガル帝国はなぜ、「帝国」なのか ■第9部 中東 民主化で揺れるアラビア半島の君主たち/ムハンマドの末裔がつくった現代のアラブ王国/スルタンやシャーはなぜ消えたのか ■第10部 アフリカ、アメリカ アフリカには3つの王国しか残らなかった/なぜ、アメリカは王を持たなかったのか
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教養として知っておきたい「民族」で読み解く世界史
¥1,760
ISBN:978-4-534-05558-3/判型:四六判/製本:並製/頁数:312/著者名:宇山卓栄 ◎人類のダイナミズムを描く新しい世界史 アメリカにおける白人至上主義者と反対派の衝突、中東諸国を揺るがすクルド人問題、ロヒンギャ族難民をめぐる宗教対立……。 いま、世界中で起こっている紛争や対立の多くは「民族問題」に根ざしています。そして、かつて人類が経験した戦争や動乱もまた、その多くが民族問題と無関係ではありませんでした。世界史とは、さまざまな民族が経験した衝突と融合の軌跡です。 本書は、世界の歴史を人種や血統、そして民族という視点から見つめ直すことで人類のダイナミズムを描く、新しい世界史です。年代を追うだけの味気ない世界史ではわからなかった人類の本質が浮かび上がってきます。 ◎本書の構成 第1部 「民族」はこうして始まった 第2部 東アジアと日本 第3部 世界を支配したヨーロッパの国々 第4部 インド・中東・中央アジア 第5部 複雑に入り組む東南アジアの諸民族 第6部 世界史に刻まれた侵略と対立の傷跡 第7部 大帝国の成立——民族の融和 第8部 民族の血統が教える世界
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世界全史
¥1,760
ISBN:978-4-534-05243-8/判型:四六判/製本:並製/頁数:408/著者名:宮崎正勝 「早送りでフィルムを再生するように歴史を読む!わかる!」 ■世界史全体を一気に俯瞰する一冊です。 ■通史の書籍は沢山ありますが、本書は、「35のキーポイント」「歴史の読み方」「トピックス」など、 歴史を理解し、腑に落ちながら読んでもらうための工夫が満載。 ■これまでになかった、現代とのつながりを感じながら読める人類史の本です。 〈本書の4大特長〉 ●「35の鍵」で流れがわかる! 歴史の転換点ごとに「キーワード」を紹介。ここを見るだけで、大きな流れがつかめます。 ●「歴史の読み方」で出来事の意味がわかる! それぞれの出来事について「現代から見た意味」を解説。それが現代にどのように関係しているのか、 歴史の意義・意味がわかります。 ●「トピックス」で背景がわかり教養が高まる! 歴史の流れだけでなく、関連する話題をトピックとして沢山挿入。 教養としても雑学としても知っておくべき知識満載です。 ●やさしい語り口ですいすい読める! 大きな動きをつかむために、あえて細部をそぎ落とし、流れるように読むことかできます。 初めて世界史に触れる人、なんとなく知っている人はもちろん、歴史に詳しい人も新たな発見が必ずあります。
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早わかり世界史
¥1,540
ISBN:978-4-534-04451-8/判型:四六判/製本:並製/頁数:368/著者名:宮崎正勝 ●『早わかり世界史』を大改訂! 1998年7月に発行されたロングセラー、『早わかり世界史』の改訂新版です。巻頭にカラー16ページの流れ図を加え、本文は2色刷りにしてより見やすく、わかりやすくなりました。内容についても、近年認識が変わってきている近現代の諸問題について重点的に手を入れています。 ●世界史の枠組みがわかりやすい! 空間の広がりのある世界史は、各国史を個別に見ていくだけでは理解できません。そこでカラーページでは、世界史の大きな枠組みの推移を俯瞰できるようにしました。書籍を読んだだけではなかなかつかめない歴史の流れが「見て」わかるようになっています。 ●読みたいところがすぐ読める! 1項目2ページの読み切り式なので、順番に歴史を追っていくもよし、気になった項目を拾い読みするもよし、歴史を調べるときに使ってもOKです。 ●地図と流れ図ですっきりつかめる! すべての項目に図を入れて解説。イメージしにくい地理関係や歴史の流れ、出来事の推移がビジュアルでつかめ、世界史の流れがすっきり理解できます。
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早わかり日本史
¥1,540
ISBN:978-4-534-04448-8/判型:四六判/製本:並製/頁数:312/著者名:河合敦 ◆ベストセラー『早わかり日本史』がよりビジュアルに! 1997年12月に発行されて以来、多くの読者から支持されてきた同書が、装いを新たに登場します。4色刷の16ページ口絵+2色刷の本文になって、よりビジュアルに、よりわかりやすく大変身!もちろん、最新の研究成果も盛り込み、高校の教科書にも対応済み。 ◆日本史は「流れ」をつかめばアタマに入る 本書では、「なぜこんなことが起きたのか」「なぜその場所で起きたのか」、そして「その事件がどんな影響を与えたのか」……、など事件とエピソードを中心にして解説。また、すべての項目に図版を入れ、すっきり理解できるように工夫しました。この図を見ながら本文を読めば、わかりにくかった歴史の糸が面白いようにほぐれだし、見る見るわかるようになります! ◆どこから読んでも楽しめる すべての項目が2ページ読み切り形式なので、気になった歴史事件、時代劇で見た出来事、興味をもったところ、調べたいところなど、どこから読んでも楽しめます!
【3300円(税込)以上のお買い上げで送料無用!】
日本実業出版社は、Webストア「まるペンSHOP」を開設しました。
新刊、ロングセラーを中心に、書籍・ムック約300タイトルのラインアップからスタートします。
ちなみに「まるペン」とは、小社刊行物の背表紙いちばん下にもれなくついているマークのこと。今度見てみてくださいね。
●営業時間:平日9時~17時 年末年始・夏期休業あり
●送料:
・3300円(税込)以上のご注文……無料
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