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図解会社の「遊休地・老朽化建物」有効活用のすべて

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ISBN:978-4-534-05766-2/判型:A5判/製本:並製/頁数:272/著者名:下市源太郎

☆事業会社が保有する遊休地・老朽化建物はどうしたらいいのか?

事業会社が保有する不動産に対する意識が、「負の遺産の精算」から「企業の成長・発展・継続に寄与する手段」に変化してきているなか、企業向けの不動産活用セミナーが急増している。また、中小企業にとっては、後継者難のなかで、M&Aによる企業売却、あるいは廃業して跡地を利用、相続を考えて会社所有と経営者個人所有の不動産の最適化を図るといった視点もあるため、「会社が保有する不動産、とりわけ遊休地や老朽化建物をどうするか」はやはり大きな関心事となっている。

☆誰に相談し、何を調べたらいいのかわからないのが現状

にもかかわらず、そうしたことについての考え方やノウハウは得にくいのが現状だ。たとえば、メインバンクや不動産仲介業者からは「売りましょう」という以外の選択肢が示されることがほとんどないし、建築業者からは「建て替えましょう」という以外の選択肢が示されることはほとんどなく、個別の不動産の状況やそれぞれの会社の経営戦略と関連づけられた最適な打ち手はわからない。加えて、書店に行っても、このテーマについて正面から解説した本は見当たらない。

☆客観的な立場から「最適な方法」をわかりやすく解説した初めての本

本書は、企業と不動産にかかわるさまざまな戦略に精通したプロが、客観的な立場から、いわばセカンドオピニオンとして「会社が保有する不動産について、どういう状況ならどうするのが最適か」ということをわかりやすく示した初めての本。必要な要素について、検討すべき順に並べて目次化したうえで、著者が手がけた実例を元にした具体的でわかりやすい解説をしているため、中堅・中小企業の経営者や大企業の担当者が、具体的なアクションを起こす前に、考え方や選択肢のポイントを理解しておくことができる。また、事業会社からそうした相談を持ちかけられる立場の銀行員や税理士・経営コンサルタントにも非常に役立つ一冊となっている。

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