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「王室」で読み解く世界史

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ISBN:978-4-534-05657-3/判型:四六判/製本:並製/頁数:344/著者名:宇山卓栄

◎「王室」がわかると世界史がわかる!

 「王」と「王室」は、国や民族の発展や秩序の源泉となる一方で、崩壊や退廃を招く要因ともなりました。歴史の最大の「当時者」であり、民族や国家がどう行動してきたかを象徴する存在、それが「王」と「王室」です。

 本書は、世界各地の国の成り立ちから国民性、現代の複雑な世界情勢まで、現存する27の王室だけでなく、古今の断絶した王室の姿を紐解くことでつかむ、新しい世界史の本です。

 なぜイギリス王室は残り、フランス王室は途絶えたのか。なぜ日本の皇室だけが“万世一系”を守れたのか──。史上の王と王室の栄枯盛衰を追いながら、国家や民族の特徴と人類の本質を浮き彫りにしていきます。好評『「民族」で読み解く世界史』の姉妹編です。

◎本書の構成

■第1部 世界の王室を理解するために
「王」を理解しない人は無教養で悲惨である/なぜ、日本皇室だけが万世一系なのか
■第2部 ヨーロッパの君主たち
王と皇帝、「似たようなもの」ではない/いまでも残っている王室は誕生の背景から違う/「影の君主」、教皇
■第3部 イギリス、フランス、オランダ
イギリス王室の血統をさかのぼる/なぜイギリス王室は残り、フランス王室は消えたのか/『夜警』の国オランダはいつ王国になったのか
■第4部 スペイン、ベルギー、ドイツなど
スペイン王室は太陽王ルイ14世の子孫/イギリスの都合で生まれたベルギー王室/王室の熾烈な生き残り競争、ドイツ・イタリア
■第5部 北ヨーロッパ、東ヨーロッパ
意外な人が王室の祖、北欧王室のルーツ/ロシアに受け継がれる皇帝専制主義のDNA/東欧・南欧、ヨーロッパの複合民族王国
■第6部 中国
孟子は「君主を変えられる」と言った/なぜ中国は皇室を残さなかったのか
■第7部 朝鮮
日本は朝鮮王朝を断絶させる役回りをさせられた/切っても切れない朝鮮王室と日本の縁
■第8部 東南アジア、インド・中央アジア
資産保有ランキングの1位・2位は東南アジア王室/ティムール帝国やムガル帝国はなぜ、「帝国」なのか 
■第9部 中東
民主化で揺れるアラビア半島の君主たち/ムハンマドの末裔がつくった現代のアラブ王国/スルタンやシャーはなぜ消えたのか
■第10部 アフリカ、アメリカ
アフリカには3つの王国しか残らなかった/なぜ、アメリカは王を持たなかったのか

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