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新しい教養としてのポップカルチャー マンガ、アニメ、ゲーム講義

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ISBN:978-4-534-05909-3/判型:四六判/製本:並製/頁数:272/著者名:内藤理恵子

マンガ、アニメ、ゲームを新しい「知」として正しく位置づけ、
その可能性を探った「ポップカルチャー教養主義」宣言!!

◆マンガ、アニメ、ゲームは「教養」の新しい基準

ポップカルチャーは単なる暇つぶしの遊びではなく、その制作者(クリエーター)は、子どもたちを時間とお金の浪費に誘う「ハーメルンの笛吹」ではありません。なぜなら、マンガ、アニメ、ゲームは、それぞれにアートとして、過去の古典や神話、哲学、歴史、科学を引き継いでいるからです。

◆宗教学者、ポップカルチャーの沼を行く!

爆発的なヒットで時代を席巻する作品と、商業主義の荒波に飲まれ消えゆく作品があります。幼少時からそれら双方のアニメ、マンガ、ゲームにのめり込み、ポップカルチャーの“沼”を歩んできたロスジェネ世代の宗教学者が、自身の苦難を糧に大胆な仮説と切り口でポップカルチャーの深層を読み解きます。

◆消費から生きる力へ ポップカルチャー教養主義宣言

人は何で生きるのか? それに答えようとしてきたのが、哲学や文学です。しかし、今日、人文系学問は無用呼ばわりされ、社会科学、自然科学も実用一辺倒に傾斜しています。本書では、楽しく面白いポップカルチャーの魅力を紹介しつつ、その魅力の源泉にある哲学や文学などの「知」のエッセンスを伝えていきます。

【目次】
はじめに 
 
第1部 マンガ 

第1回講義 マンガは教養か? 「ドストエフスキーの犬」
第2回講義 フィクションは現実を描くべきか? マンガ『ザ・ファブル』『告白』とアニメ『シン・エヴァンゲリオン』
第3回講義 自己啓発、宗教とポップカルチャーの関係
第4回講義 伊藤潤二のマンガを宗教的モチーフで読み解こう!
第5回講義 アダプテーションってなんだ? 『攻殻機動隊』

第2部 アニメ

第6回講義 アニメを研究するとはどのようなことか?
第7回講義 バブル期のカリカチュアとしてのアニメ作品たち
第8回講義 浦島太郎を特撮したら?! 『うたう! 大龍宮城』
第9回講義 就職氷河期の救済は異世界転生モノにしかないのか? 『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』
第10回講義 「アニメ絵」はルッキズムを助長しているか?

第3部 ゲーム

第11回講義 ビデオゲームとは何か?
第12回講義 ゲーム史概論
第13回講義 収容所文学としてのゲーム 『龍が如く』
第14回講義 ゲーム文化は映像(映画・ドラマ)を変えたのか?
第15回講義 ゲームの本質とは何か?

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